EUROPE 2003 3
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Venezia ~ Milano
2003/09/30
40分遅れでミラノに到着。
タクシーでホテルへ。
チェックインしてドゥオモに向かう。

ミラノのドゥオモは修復中。壮大な姿をすっぽり隠していた。
「せっかく来たのに。。。」
パパが描き、私も描いたミラノのドゥオモ、
ママは見る事をとても楽しみにしていた。
残念。。

ドゥオモの横にあるデパート、リナシャンテで昼食を取り、
(魚のラビオリとペンネポモドーロとサラダ)
パパとお爺ちゃんに帽子を買った。
茶系のコーデュロイの良いのが見つかった。

リナシャンテを出て、エマニエル2世大通りを通り、
スピーガへウィンドウショッピング。
その後、マンゾーニ、ブレラ、モスコーヴァを通り10コルソコモへ。
本を2冊買った。
(古代アフリカのアクセサリーのと、マルジェラの本)

ホテルに戻り、少し休憩した後、ドゥオモの側のレストランへ。
「こんばんは」と挨拶され、日本語のメニューを渡された。
前菜にエビのカクテル、サラダ、カラスミのスパゲッティ、
主菜にミラノ風カツレツを頼み、シェアした。
(日本語はメニューと挨拶だけ。英語もほとんど通じず困ったのでした。)

地球の歩き方に載っているだけあり、日本人観光客が次々と入って来る。
隣の席に座った60代と見える夫婦は、どこから見ても海外に不慣れな様子。
旦那さんは肩からバッグを窮屈そうに斜めがけしたまま、
奥さんの為に一生懸命メニューを見て、片言の英語で注文していた。
その姿は、全力で旅を楽しもうとする勇気が伝わって来て、嬉しくなった。
Milano
2003/10/01
朝食を済ませ、8時45分に予約した「最後の晩餐」のチケットをピックアップするため、
サンタマリアデレグラツィエ教会まで、小雨の降る中急ぎ足で歩いた。

チケットを受け取り、日本語解説のレコーダーをパスポートと交換に手渡され、
四角い中庭の見えるガラス張りの回廊の中で待たされた。
(まるで隔離されている様な空間)
時間になり、扉が開き、中へ。
薄暗い修道院の食堂。湿った空気が溜まっている感じ。。。

今回、私にとって三度目になる「最後の晩餐」。
一度目は9年前の8月。修復中の為、半分以上姿を隠していた。
ミラノのコルソマジェンタにあるこの教会の重々しい煉瓦の外壁と丸い窓、
開け放たれた四角い中庭が、きらきらと光って見えた事、
修復師たちが懸命に作業していた様子が、
言葉では表し難い、、、「歴史多き、芸術の国イタリア」を思わせた。

二度目は昨年4月。長い年月をかけた修復は終わっていた。
テープレコーダーを片手に、じっくりと見た。
「こんな意味があるんだぁ」と。

3度目にあたる今回「絵の趣旨は本当にこれで良いの?」と思った。


最後の晩餐鑑賞後、コルソマジェンタを東に、ピエモンテ広場まで歩いた。
以前買い物をした大きな市場は、建物が取り壊し中だった。
ポルチーニをここで買おうと思っていたのに、、がっかり。
たった1年でいろいろ変わってしまう現実にも、がっかり。

偶然見つけた食料品店で、ポルチーニを買う事にした。
お店の女の人はとても感じが良く、いろいろな事を細かく教えてくれた。
ポルチーニを2袋、鴨の薫製を1袋、昼食用の惣菜(薄く切ったパンの上にエビのカクテルの乗っている物、チキンとエビのテリーヌ、茄子のトマト煮込み、牛のミートボール、インゲンとアスパラ、パン)を買った。

ホテルに戻る途中、
カトリック大学を過ぎたあたりのバールでエスプレッソを飲み、
トリノ通りのスーパーマーケットでトマトを買った。
イタリアのスーパーで野菜を買うのはとても面倒。
ビニールの手袋をして、好みの野菜を好みの量ビニール袋に入れ、
量りにのせ、品目がイラストで記されたボタンを押し、
出て来たバーコードのシールを野菜を入れた袋に貼り、レジに持って行く。
手で直に触ってはいけないのだ。

昼食をホテルの部屋で済ませ、雨のミラノをぶらぶらした。
エマヌエール2世のガレッリア、工事中のスカラ座、スフォルッツァ城。
ダンテ通りのバールでジェラートを食べた。

3時過ぎ、日本に電話した。
「楽しい?」って。
日本にいる人はそれだけ知りたいんだよ。それだけが心配なんだよ。


ドゥオモへ。
大聖堂の中、観光客や祈りを捧げる人々に混ざり、腰をかけた。
雨降りの、冷たく陰気な臭いのするミラノ。すっかり疲れてしまった。

ホテルに戻り、少し休んで、ホテルはす向かいの中華を食べに行った。
野菜のスープ、HOT AND SOUR SOUP、エビの柔らか春巻き、
牛とタケノコの炒め物、エビの唐揚げ甘辛ソース和え、ご飯、ビール。
サーブしてくれたお姉さんは、誰に対してもとても感じが悪かった。
この地で強く生きて「偉い!」と思った。
Milano ~ Zurich
2003/10/02
ホテルをチェックアウトした後、ドゥオモで記念撮影。
街頭演説のため、大勢の警察官が警備にあたっていた。
写真を撮ろうとカメラを向けると、一斉にポーズを決めてくれた。おもしろい。

ドゥオモにいる鳩はとてもかわいい。
地下鉄の暖かい空気が吹き出す排気口にみんな集まり、羽を膨らませていた。

ホテルに戻り、荷物をピックアップし、タクシーでミラノチェントラレへ。
11時10分発の電車でチューリッヒに向かう。
北イタリアの湖水地方を通り、国境を越えるとスイスの可愛らしい家々が見えて来た。



午後3時、チューリッヒに到着。
イタリアとは対照的に綺麗な駅に降り、歩いてホテルを探す。
思っていたより暖かい。
少し汗ばんでホテルに到着すると、英語を流暢に話す感じの良いホテルマンに、
心が癒された。
清潔な室内、ベッドにはウェルカムチョコレート、ママと二人で感激した。
「スイスに来て良かったね」

荷物を置き、山へのツアー情報を収集するため、JALのオフィスへ。
日本人のスタッフが親切に教えてくれた。


チューリッヒの街は、小さなお菓子箱のよう。
丁寧に作られたチョコレートが、綺麗な箱に入り、綺麗な紙で包装され、
綺麗なリボンがかけられている、小さなお菓子箱。
物価は驚く程高いが、人々のものを大切にする(と思われる)心が伝わって来る。
とっておきの物に、長い時間をかけ、自分の歴史を刻んで行くのだろう。



喜美さんのメモに記された場所を、一つ一つ探して歩く。
リンデンホフの丘、チョコレートの店、刃物の店、毛抜きとパン切りナイフを買った。
オメガの本店。ここのおじさんはとても感じが良く、
どう見ても買いそうにない私たちに、心ゆくまで丁寧に説明してくれた。
顔はダリみたいだった。
ヒゲがくるんと上にカールしていて、写真を撮りたいくらいだった。

夕食をとるため「ツォイクハウスケラー」へ。
ガイドブックに載っていたこの店をたまたま見つけた。
トマトスープ、サラダ、
ガイドブックに写真入りで載っていたこの街の名物ゲシュネッツェルテス、
(仔牛薄切り白ワインソース煮、ポテトサラダ、ベイクドポテト、
ライスを付け合わせに)豚肉のソーセージポテトサラダ添え、ビール。
ビアホールのように大きくて賑やかなこの店は、とても居心地が良かった。
ママはここで初めて一人でトイレの場所を聞いて行った。

店を出て、ホテルまでの道を、遠回りしながら散歩した。
綺麗な宝飾品の並ぶ店、
小さなシマウマの人形が小さな線路をぐるぐる回るディスプレイが可愛かった。
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